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市会報告

2007年12月

民主党神戸市会議員団 平木ひろみ 市会報告

平成19年度第4回定例市会が終了しました。
私は、民主党神戸市会議員団を代表して、12月6日に初めての議案外質問に立たせていただきました。皆様のお力をいただいての晴れの舞台に身の引き締まる想いでした。
代表質問で取り上げた内容を簡単にご報告いたします。
医療産業都市構想と神戸市の医療
神戸市の医療産業都市構想による開発が進められているポートアイランド2期は、110社以上の企業が進出する2100人が働く街となり、雇用の確保と神戸経済の活性化という当初の目的を達成しつつあります。また、PET検診や放射線治療の実施などにより、先端医療技術の提供による市民福祉の向上も図られてきています。  
ポートアイランド1期には、3大学が開校し昼間人口が増えています。ポートアイランド全体を視野に入れた、再開発グランドデザインを描いて街づくりをすることが必要です。働く人々が快適な環境で仕事に従事でき、その家族も滞在しやすく、住民が安心して生活できる活気ある街づくりを進めるべきであると提言しました。  
新中央市民病院は、最先端高度医療の中核病院となるとともに、移転後も、地域医療をおきざりにすることなく、市民の安全・安心を守る高い医療の質を確保することを確認しました。
ガン対策
神戸市も、「ガン対策基本法」に定められた地方の責務である、ガン検診受診率の向上を図ります。
患者の尊厳を大切にし、全人的な医療に取り組む姿勢をもって、緩和ケアなども視野に入れて神戸市の医療を推進するよう、強く要望しました。  
環境大臣会合(サミット)
神戸市は、家庭系ごみの排出量が全国政令指定都市の中でワーストワンであったり、ごみの6分別がようやく定着し始めたところであったり、他都市に比べると環境問題への取り組みは遅れていますが、2008年5月開催の環境大臣会合開催に合わせて、環境問題改善に積極的に取り組む神戸市の姿勢を内外に示し実践する必要があります。市民の環境問題に対する意識を啓発し、市民、産業界、行政が一丸となって、環境にやさしい神戸の街づくりを目指します。
路上喫煙禁止および公共の場所での
全面禁煙
欧米では小学校時代から、喫煙がもたらす健康被害について、受動喫煙を含めての徹底的な啓発活動を行い、公共の場での喫煙を厳しく禁止しています。 神戸市も、市役所庁舎内での全面喫煙の禁止の検討など、積極的な啓発活動、禁煙活動に取り組むことを、強く要望しました。
学童保育の過密解消対策
神戸市の学童保育は大変過密な状況にあり、利用料負担なしの運営も厳しい現状ですが、次世代を担う子ども達の健全育成のため、長期的ビジョンに立って対応策を検討していくことを確認しました。
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