市民が信頼できる透明な市政を実現します。市民のための市政にしましょう。 市民の皆様からの疑問や質問には、できるだけ迅速にお答えしていきます。
まだある女性と男性との労働条件格差、保育園や育児時間制度の整備など、社会の制度を、少しずつでも整備していく必要があります。お父さん、お母さん達の生の声を家庭の声として、女性であり母である視点を忘れず、届けていきます。
老若男女、皆一人一人はかけがえのない命をもつ尊い存在です。全ての市民が、人間として誇りを持ち、輝いていられる神戸の街づくりをめざします。
在宅における家族支援の成果は、予算の削減にもつながることが期待されますし、加えて、若年層に対する疾患別の対応や認知症患者の増加に備えるためにも、家族支援プログラムに対する理解を深め、神戸市でも導入できないか、ぜひ検討したいと思います。
また、神戸医療産業都市の中でも、高度先端医療の研究とともに、福祉器具の研究開発や市場拡大といった産業化を進めながら、人の生活を支えてくれる福祉器具の安全な提供を進めていく必要があると考えます。
市民にがんの予防、早期発見及び早期治療に関する意識を広め、がんの予防対策と患者及び家族等の活動に対する支援の充実に努め、市民総ぐるみで、がん対策の更なる向上に寄与していくことを目的に、神戸市会では議員提案で「神戸市がん対策推進条例」を制定しました。2014年7月から施行されます。
今後「がん」治療の主流になっていくと考えられる放射線治療の専門医の充足や、緩和医療の充実や公立病院へのホスピス導入の可否など、終末期医療の課題も含めて広い分野で国、地方で施策を推進していく必要があります。
神戸医療産業都市は、1998年の構想立ち上げ以来18年を迎えます。ポートアイランド2期は、進出企業がすでに265社を超え、約6000人の働く街となりました。iPS細胞を用いた世界初の臨床研究など世界の注目を集める神戸医療産業都市は、国家戦略特区への提案に沿った取り組みを推進することにより、神戸経済の活性化を図り、ひいては日本経済を牽引することを目指しています。
また、中央市民病院は、高度医療も提供する市内の基幹病院であるとともに、三次救急の役割を持ち備えている地域に密着した病院です市民の安心・安全を守る市民病院として、どうあるべきか、常に市民の声に耳を傾けていきたいと思います。
真の「国際人」を育てていくには、自らのアイデンティティを確立した上で、相手を理解し、違いを認め、相互理解を深めることのできる力、すなわちコミュニケーション能力を育むことは重要です。その意味において、小学校に英語活動を取り入れることは、有意義なものであると考えます。しかし、母語の言語習得初期である小学校時代に第二言語を学習することの意義については、多面にわたる検討が必要だと思います。
豊かな社会を作るには、人が豊かな心を持っていなくてはなりません。そのためには、社会が次を担う子ども達に「生きる力」を教えることが重要であり、それを実現する基本となるのは家庭の教育力です。お年寄りから若者まで、男性も女性も一緒に、家庭、学校、地域で、子ども達を豊かに育てていきましょう。
神戸市では、150万市民の中に神戸経済を支える人材として、約4万4千人の外国人市民が暮らしていますが、中には、日本語が全くわからない状態で来日し、日本語をほとんど身につけないまま生活を送っている家庭もあります。 現在、神戸市の学校では「子ども多文化共生サポーター」など、外国人児童生徒に対するサポートをすでに行っていますが、こうした日本語を話すことが出来ない外国人市民に対し、より充実した日本語教育を提供する環境を整えていくべきです。
国内からだけではなく、国外からたくさんの外国人が神戸に観光に来てくださることは、神戸経済の活性化にとっては嬉しいことですが、それだけではなく、神戸市に住む外国人の方々にとっても住みやすい街であることが、本当の意味での「国際都市」であると考えます。独自の伝統や文化を大切にしつつ、異文化が自然に共存することのできる魅力ある街にしていきたいと思います。
低炭素社会の実現に向け、住宅用の太陽光発電システムや家庭用燃料電池の導入に対しては、国の新規購入助成制度ができたことをうけ、神戸市も助成制度を始めたことは、各家庭への啓発に一定の効果が期待できると思います。また、神戸市の施設では、広く太陽光発電設備を設置し、市民にもその稼動状況についてわかりやすく報告し認知度を高めていくことが必要です。これに加え、自然エネルギーでつくった電力を購入したことを証明する「グリーン電力証書」の取得によって事業所がCO2排出削減を進めていくシステムについても、大変有効であると考えています。
神戸市では、神戸の恵まれた環境を将来の世代に引き継いでいくため、低炭素型のまちづくりを地域防災力の強化や市民の健康・福祉、生活利便性の向上につなげ、持続可能な未来型の都市を創出することをコンセプトに「環境モデル都市」として、地域特性を活かした再生可能エネルギーの普及拡大(クリーンな創エネ)や省エネルギーの推進(スマートな省エネ)に取り組み、温室効果ガスの大幅な削減を目指しています。「歩きたばこ禁止条例」も市内全域が対象です。道路・広場、公園などの路上での喫煙による受動喫煙をなくし、ごみのぽい捨てもなくして、美しいまちを作る努力を市民皆さんで推進したいものです。
神戸市の資源収集方法は「市民が出しやすい方法」を工夫して提案しなければ、市民の生活で「当たり前に分別」して「資源として排出」することが定着していきません。地域活動資金として使える助成金の認知度を上げ、税金が地域に還元されるということをもっと広報し、地域団体に収集回数を増やすよう呼びかけていくことにももっと力を入れていくべきだと思います。また、ごみ排出マナーが悪いステーションを移設したり、廃止したりするにあたっては、地元自治会との話し合いが重要ですが、自治会がない地区でも、神戸市の柔軟な対応が必要不可欠です。
「キャリア」とは多様なもので、いわゆる「会社の仕事」だけでなく、様々な社会経験もキャリアだと考えています。対価を得て仕事をしている人は、もちろん社会的なキャリアを積み重ねているのですが、職場を離れて子育てに専念している人も素晴らしい仕事に従事しているのです。ボランティア活動も、他に代えることのできない有意義な仕事です。私は、どれも素晴らしいキャリアだと思っています。
“Pay it forward !”
「あなたが次に困った人に出会った時に、その人にあなたが手を差し伸べてあげてくれればそれが私へのお礼になるのよ。その気持ちを次へつないで!」私達家族はアメリカで、一つ間違えば命を落としていたかもしれないような交通事故に遭いましたが、その時に多くの人達の善意に支えられた経験をし、「社会に生かされている」という感謝の念を持って生活できるようになったことは、我が家のかけがえのない財産になりました。人は誰もが「社会に生かされ」、そして「社会のために働く」ことを皆が教えてくれたのです。
ポートアイランドは、研究開発エリア、医療エリア、教育エリア港湾関連施設やファッションタウンなどの企業エリア、住宅エリアをも加えて一つの「まち」として捉え、ポートアイランド全体を発展させるべきであると考えています。また、都心ウォーターフロントは、神戸らしさを先導するリーディングエリアと位置づけられ、ハーバーランドからHAT神戸までの都心ウォーターフロントの6地域が、神戸市都市景観条例による都市景観形成地域となりました。各地域の特性を活かしつつ東西に連続性ある魅力的な拠点として整備していきたいものです。
神戸市としても、これから整備する道路については、歩道と自転車道を分離した整備に積極的に取り組み歩行者の安全確保に努めていくべきだと考えます。また既存の道路の歩道についても、自転車のマナーアップによって共存できればいいのですが、自転車と歩行者の分離の工夫ができれば、お互いにより安全で安心な通行が可能になると考えられます。また、歩道上の通行の安全確保の面からは、自転車の違法駐輪についても厳しく取り締まっていく必要があります。
保護者、地域人材、OBを含めた教職員等が共に地域の中心である学校において積極的に活動に参加し、より豊かな学校活動に向けて協力するだけでなく、地域活動の更なる活性化につなげていくべく、学校地域支援本部や教育・地域連携センターでの取り組みは進めていくべきです。
また、地域活動のさまざまな分野で中心的役割を永年果たしてきてくださった方々のノウハウを、次世代に確実に引き継ぐことが神戸市の将来のまちづくりにとって、大変重要であることをかんがみ、地域での世代間交流、次世代リーダーの育成を推進していくべきであると考えます。
ユニバーサル歩道整備にあたっての安全確保の考え方や、整備の仕方については基準がありますが、その地域の特性を反映した対応が必要です。また、歩道橋のバリアフリー化についても、ユニバーサルな考え方が必要になりますが、全ての歩道橋にエレベーターを設置することは難しいと思います。その地域に住む人達にとって、どんな歩道が、どんな歩道橋が、本当に「住む人にやさしい」のか、どこに横断歩道があれば「住む人の安全を守れる」のか、時代にあわせ、地域にあわせ、しっかり考えた対応をしていなくてはいけないと思います。
「歩いて楽しい魅力的なまちづくり」は、市民のためにも、そして国内外から神戸を訪れる観光客誘致のためにも欠かせない命題であると考えます。歩道の拡幅をし、オープンカフェの展開を呼びかける、歩道と自転車道を分離するなど、居心地のいい、楽しい「まちづくり」を推進したいものです。外国人観光客のためにも、神戸に暮らす外国人市民のためにも、デザイン性に優れた多言語案内板を増やすことからはじめ、一人歩きできるようにわかりやすく案内表示を工夫し、魅力あるデザインで「神戸らしさ」の演出をしたいと思います。