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発言記録

ごみ処理体制のネットワーク化とびんの資源化促進について
平成29年4月の第11次クリーンセンターの供用開始にあわせて、港島クリーンセンターでの焼却を停止し、平成28年度は西クリーンセンターの延命化に向けた調査も行うということですが、3クリーンセンター体制で十分にごみ処理体制がとれるのか、港島クリーンセンターの跡地利用はどうするのか、ごみ処理体制について、まずお伺いいたします。

(再質問1)
昨年度の決算特別委員会で、資源の集まってくる資源リサイクルセンターについては処理量の負担軽減対策、老朽化対策、危機管理対策などから分散化も検討されると伺いました。検討がどのように進められてきたのか、お伺いいたします。

(再質問2)
「びん」は透明、青色と緑色、茶色の3種類に分ければ資源化できますが、混ぜてしまうと資源化することができません。
私は転勤族の主婦として、国内外のいろいろな自治体で生活をしてきましたが、リサイクルの取り組み方は自治体によってずいぶん違っています。他都市では、「缶・びん・ペットボトル」をそれぞれ分けて収集している都市が多く「びん」は色ごとに収集している都市もありました。せっかくスタートした神戸市の「缶・びん・ペットボトル」収集ですが、全て一緒にパッカー車で収集し、全市から効率よく収集するために落合の中継地で積み替え、資源リサイクルセンターではピット方式で投げ入れられてしまうため、「びん」は結局多くが割れてしまいます。今の収集の流れでは、「資源化される」と信じて分別して出している市民の方々の期待に応えられていません。
「缶・ペットボトル」は選別機で現状うまく分別して資源化できています。
「びん」の資源化率向上のため、資源リサイクルセンターでのライン手選別やびんの残渣を外部処理する取り組みなど、出口側の対策をして、随分と資源化率は向上したものの、外部委託する費用が高く、リサイクルしても利益を出すことはできないようです。
ごみステーションごとの収集方法の違い、対応できる車両の確保、資源リサイクルセンターまでの運搬距離を克服するために中継地を設けている現在のルートの分散化に向けての検討など、課題は多くあります。それでも、3種混合収集からびんだけを分けて収集することや、パッカー車ではなく大型ごみを収集している小四ダンプ車にて収集することで、びんの資源化率を向上させることができると考えますが、ご見解をお伺いいたします。

(再質問3)
びんの色の違いを選別する高い能力を持った選別機もあるようです。分散化検討の際に、新しい選別機導入も視野に入れてはいかがでしょうか。

(再質問4)
以前は、多くの人が家に集まるお正月やお盆には、近所の酒屋さんから冷えたビールをケースで配達してもらい、空になったらケースごと返却していました。このビールケース配達が一番わかりやすく効率的なリサイクルだと思いますが、回収されたびんがそのままビール瓶として利用されるという業界全体での取り組みがあってこそのリサイクルで、他のびんは同じようにはできません。
私達が日常生活で利用しているびんは、色、形、大きさも多種多様ですから全く違う資源化を考えなければなりません。びんを3色に分けて家庭ごとに貯めておいて収集所に出し、色分けされた状態でリサイクルセンターまで運ぶことができれば理想的です。以前住んでいた川崎市では色別に収集していました。
港島クリーンセンターの跡地利用や、落合の中継地点をびんに特化したリサイクルセンターにするなど、思いきった方法を考えられないでしょうか。ご見解をお伺いいたします。
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資源化施策の取り組み強化について
 平成27年度から、古紙等の一層の資源化を図る目的で、資源集団回収団体に対する常時排出が可能な拠点を設置する場合の助成制度を導入していると伺っています。常時保管庫を設置することで出しやすさの改善にはつながっていると思いますが、回収量増などの効果はあがっているのか、実績についてお伺いいたします。

(再質問1)
古着リユースの促進についても、平成27年度から、リサイクル工房などで、開館中いつでも排出が可能な拠点を設置しリユースに取り組んだということですが、自らの出した古着が必要とされている方に届き、役立っているというリユースの出口が見えれば、回収量はもっと増加するのではないか、と思います。
市民の方々からは、古着を資源回収に出しても、どこに届いているのか、どう活用されているのかわからないので、燃えるゴミに出してもいいかな、というお声をたくさんいただきます。古着リユースについて、どのように取り組んでいるのかの現状をお伺いします。

(再質問2)
市民にリユースの出口が見えるような広報にも力を入れていくことによって、協力を得ることができると思いますが、いかがでしょうか。
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レジ袋削減運動について
 平成23年度からレジ袋削減運動に取り組んできていますが、大規模な事業者にはかなり普及してきていると感じています。私も仕事帰りに買い物に行くかもしれないから、とハンドバックに中にエコバッグを入れています。
平成28年度から全市展開を図っていくということですが、ポイントは、コンビニや小規模な事業者への展開ではないかと考えます。これまでの運動の展開状況と今後の拡大計画についてお伺いいたします。
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ごみ収集の高齢化社会への対応について
 昨年度の決算特別委員会で、ひまわり収集のことについて質問をさせていただき、「手が回らないということが理由で用件を満たす対象者にお断りするようなことがないよう、予測される対象者の増加に対して、高齢者人口の推移や他都市のごみの排出支援の事例も研究して、どのような対応ができるか検討したい」との趣旨の答弁をいただきましたが、その後の研究状況について、まずお伺いいたします。

(再質問1)
今後、高齢者が増え、かつ在宅医療が主流になってくると、現在のひまわり収集の要件は満たさないけれども、ひまわり収集に近い収集サービスを必要とする方への対応も想定しなければならない事態が生じてくるのではないかと考えます。日々の燃えるゴミ、リサイクルゴミ、大型ゴミのいずれも課題です。
高齢化社会を迎えるにあたり、ひまわり収集の拡充ができるかどうかも含め、地域やNPOとの連携なども見据え、市独自のごみ出しサポート体制の構築を検討していく時期がきているのではないでしょうか。

(再質問2)
地域の高齢化が進むことにあわせて、ごみを出しやすい仕組みの検討も必要となってくると考えます。年齢を重ねても住み慣れた場所に住み続けられるように、という観点から、クリーンステーション数を増やすことや、地域がクリーンステーションを管理しやすくなるよう市が支援する仕組みの構築を、今から検討しておくべきだと考えますが、いかがでしょうか。

(再質問3)
クリーンステーションを管理している自治会等が高齢化により事実上解散するようなところがあったり、歴史的に自治会のない地域でも自分たちが利用するクリーンステーションを当番で清掃しているところがあったりします。
クリーンステーションの移転・廃止については、基本的に地域の同意が必要なことは理解しています。これまでの事例に加えて、地域の高齢化に伴う様々な問題からクリーンステーションの廃止や移転が必要な場合も想定されることから、自治会等がない場合のクリーンステーションの移転・廃止などに関して、全市統一の基本のルールに加えて、各々の実情に合わせた柔軟な対応が必要になってくると考えますが、ご見解をお伺いします。
本当は昔のように、自宅の前に自分のごみを捨てるのが一番いいでしょう。
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事業系ごみの収集運搬許可業者の運転マナーについて
 市が許可を出している事業系ごみの収集運搬業者の車両の運転マナーが、相変わらず悪いという話を市民の方から伺います。荒っぽい運転だけではなく、明らかに道路交通法違反の「一方通行逆走」や「信号無視」なども聞かれます。「神戸市」という字があったり、マークがついていたりしますから、中には、許可業者の収集車両を市の収集車両と誤解をしている方もおられ、環境局全体のイメージダウンにもつながりかねない問題だと考えます。
 市民からの苦情等があった場合には、局から個別に注意指導していただいているとのことですが、注意指導はどのように徹底されているのか、改めてお伺いいたします。
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