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平木ひろみ まちづくり

ポートアイランドを含めたウォーターフロント まちの中での自転車ユニバーサルなまちづくり一人歩きできる楽しい魅力的なまちづくり地域のちから

一人歩きできる楽しい魅力的なまちづくり

「歩いて楽しい魅力的なまちづくり」は、市民のためにも、そして国内外から神戸を訪れる観光客誘致のためにも欠かせない命題であると考えます。特に、歩道の拡幅をし、オープンカフェの展開を呼びかけるなど、居心地のいい、楽しい「まちづくり」を推進したいものです。歩道と自転車道を分離することも、安全の確保のために必要不可欠であると思います。

すでに旧居留地などから実施されている電柱の地中化などは、統一した景観を大切にする諸外国の街づくりでは当然のことであり、神戸市としてはまず積極的に取り組んでいけることではないかと思います。道路改修の際に電柱を地中化している道路もありますが、市民の希望があっても地中化ができない幹線道路などもあり、神戸市全体としてどのような統一した「まちづくり」を目指すのかは方向性をしっかり定めておく必要があると思います

窓プランタースイスのアパートでは、大家さんが窓辺におくプランターを住民に持ってきます。その街の景観を統一して守ることでその街の価値が高まるからです。そして自分達の住むアパートの価値も維持するために、市民がお互いに協力しているのです。駐在員も同様でした。花にあふれた素敵な街は通り抜けていくだけの私たちまで笑顔になってしまうような暖かい雰囲気を作っていました。

アメリカのボストンの中心部は旅行者にとって迷いやすい場所として知られていますが、フリーダムトレイルと呼ばれる赤い線が引かれ、この赤い線に沿って歩いていくと、ボストンコモン(アメリカ最古の公園)からチャールズタウンのバンカーヒル記念塔(1775年の独立戦争の最中に起こったバンカーヒルの戦いを記念)間での4kmに点在する16箇所の観光スポットを迷うことなく訪れることができます。神戸でも観光スポットを結ぶ案内線設置などの工夫をすれば、誰でもが観光スポットを一人歩きして回りやすくなるのではないかと思います。

また、外国人観光客の案内をして神戸のまちを歩いていると、まだまだ多言語での案内表示の少ないことを痛感します。神戸には多くの外国人市民が暮らしておられます。デザイン性に優れた多言語案内板を増やすことからはじめ、私たち日本人が同行したり、案内するだけではなく、神戸に住む外国人市民が、そして外国からの観光客の方々が、一人歩きできるようにわかりやすく案内表示を工夫し、魅力あるデザインで「神戸らしさ」の演出をしたいと思います。

これとは別に、以前、国土交通省の自立移動支援プロジェクトの社会実験をお手伝いしたことがあります。ユビキタス・ネットワークシステムを使って一人でまちの中を歩くというもので、端末機は多言語対応で、観光スポットの説明も詳しく大変よくできているのですが、案内タグやマーカーが設置してある場所を探すのが難しいものでした。神戸空港では、バリアフリー対策として開港当初から対応をしてあると伺いました。南京町では協力して社会実験が継続して行われているようですが、このシステムの現実的活用はなかなか難しいと感じます。やはり、決まった場所で端末機を借りなければ利用できないシステムではなく、多くの人が持っている携帯電話での操作を可能にする、など将来的な拡充の方向を模索してほしいものです。

平木ひろみ